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「流れに任せる」の誤解について2012年8月18日付けで書かせていただきましたが、多くの反響の中、「かなわぬ恋」や「片思い」の渦中にある女性たちからも多数の感謝のメッセージをいただきました。

それはありがたいことだったのですが、その女性たち全員がひとつ「大きな誤解」をされていることに気づきました。

電話相談中にも同じ誤解のもとお礼を言われましたので、そのままにはできずに「誤解があります。近日中にブログにて書かせていただきます」とお約束して鑑定時間を終えましたので、これは緊急であり、重大なことであろうと判断いたしました。

私は8月18日の記事で「好きな気持ちのままでいい。本当の自分の気持ちを捻じ曲げると苦しみが続く」と書かせていただきました。渦中の女性たちは「このまま彼のことを好きでいていいんだ」と自分を肯定でき、本来の自分で取り組むことができるようになったのはいいことなのですが、「彼をあきらめなくていい」という言葉から前向きになって「彼と結ばれるまでがんばっていい」と誤解し、ますます彼への依存、彼への執着を増してしまったのです。

8月20日の記事で書いてありますとおり、「嘘の自分」のまま「独身男性との復縁」あるいは「家庭もちの男性との不倫関係の継続」をして喜んでいるのは「嘘の自分」のほうです。

「本当の自分」は「自分のためになること」しか喜びません。

「嘘の自分」は孤独や不安、依存、執着を原因にして愛し愛されたいと願います。

「本当の自分」は「誰か次第の幸せ」なんて毛頭望んでおりません。

「本当の自分」は「自分次第の幸せ」にしか関心がないのです

「本当の自分の気持ち」が「彼のことが好き」なら、それは無理に捻じ曲げる必要はないし、「自分はいつもダメな男を好きになって裏切られる」と考えて、その男を恨んだり、自分をダメな女だと否定する必要はないのです。

その「彼のことが好き」という感情は真実であり、本音なのです。それを無理に捻じ曲げることによって、人はストレスをため、泣きたい感情に駆られ、孤独感にさいなまれるのです。

「本当の自分の気持ち」を肯定しなければ、この苦しみから解放されません

だからといって、ここで誤解が生まれたのですが、彼への執着を増すことは、「嘘の自分」が喜ぶことであり、「本当の自分の気持ち」で暴走した、「彼次第の幸せ」に依存する「嘘の自分」を強化してしまいます。

「結ばれないなら、自分の気持ちを否定する」とか、「結ばれたいから、彼に振り回されながらも耐える」といった、否定するなり、耐えるなりの決意は、自分がよい結果になろうとするための決断であり、ますます泥沼にはまる原因になります。

まず「彼ありき」で考えることは危険です。彼中心に自分の今後を考えることは、自分の人生を生きていることにはなりません

「本当の自分」を否定することは苦しみが増すだけですので、絶対にしてはなりませんが、その「本当の自分の気持ち」に従って何とかしようとすることは、「嘘の自分」を強化し、ますます事態を悪化させます。

「誰か次第の幸せ」を望んでいること自体が「嘘の自分」の証拠です。

あなたの命は彼のためだけに存在しているものではありません。

あなたの可能性は、ひとりの人間によって台なしになるものでもありません。

「あなたが望んでいる本当の幸せはどんな幸せ?」とあなたに問いかけているのは、あなたの中にある「本当の自分」に向けてであって、「嘘の自分」のほうではないのです。

「嘘の自分」は「何かが自分には足りない」というところからスタートし、「だから彼が必要なんだ」とあなたを信じこませます。

「本当の自分」は「自分が本当に望んでいる幸せ」に向かって努力し成長した自分に見合った理想のパートナーが現れると知っています。

「嘘の自分」は自力による輝かしい未来を想像できません。

「本当の自分」は自力でがんばれる自分に気づくための衝動を常に生み出してくれます

「嘘の自分」は「本当の自分」の衝動を台なしにして、「自分には彼が必要なんだ」と信じこませます。「だから結ばれないといけないんだ」とまで思わせ、あなたを泣かし、あなたを落ちこませるのです

その泣いている自分は、実は「嘘の自分」自身です。「嘘の自分」はポジティブなことが信じられず、ネガティブなことばかり考えて、自分で自分を苦しめてしまうのです。

「どんな自分になりたいか」が大切なのに、「彼がいないと自分は幸せになれない」と思いこんでしまっているので、彼の一言一言で一喜一憂するような、彼に振り回されてしまうような状態になってしまいます。すると「もっと愛してほしい」という彼への要求が多くなり、彼を責め立ててしまったり、彼を悩ませてしまう言動をしてしまったりして、ますます自分を見失い、「私、何やってるんだろう……」と自分にあきれるような事態になってしまいます

彼に振り向いてほしいなら、あなたが「本当の自分」になって、あなた自身があなたらしくあれることなのです。あなたが「本当の自分」で輝かないと、あなたの魅力は発揮できるはずがありません。「嘘の自分」で演じても、それは嘘でしかないのです。

ここで重要なのは、「彼がどうなのか」で出発する考え方はすべて「嘘の自分」のほうの言い訳だということです。

「本当の自分」なら、「自分はどうなのか」から出発しますので、自分が納得できる自分になり、彼が振り向いてくれるかどうかで、彼が自分に合う人間かどうか判断します。

あなたが自分に納得できていないなら、まだ「本当の自分」で行動しておらず、「嘘の自分」に振り回されています

別のご相談で、「彼が愛してくれたから好きになった」が「彼が愛してくれなくなった」ので、「自分はまだ彼のことが好きなのに彼をあきらめようと思う」。でも「モヤモヤして気持ちがすっきりしない」ので、「彼の気持ちが知りたい」とのことでした。これは「どうしても彼と結ばれたい」というものではなかったケースでありながら、やはり「彼次第の幸せ」を望んでいることには変わりがなく、「あなたはどうしたいのかが重要です」と申し上げても、「すべて彼が悪い」かのようなお話に終始して、なかなかご理解いただけず、最後の最後で次の一言をお伝えしました。

あなたが決意しないものに、奇跡が起きるはずがありません

「彼さえ○○してくれれば……」「彼が○○といっていたのに……」といった理由で、彼次第の問題について、自分が悩まされているのは、自分がないからです。

その女性には、「あなたが自分をもっていたとき、彼はあなたを愛したはずです。あなたが彼に依存し始めてから、彼はあなたに対し少し冷めたはずです。そうじゃありませんでしたか?」と聞きますと、「そうだったと思います」と答えてくださいました。

「彼のことは好き」なままでいいですが、「彼次第の自分」に成り下がると、自分の魅力はたちまち消えてしまいます。恋は「思いどおりになる相手」よりも「思いどおりにならない相手」のほうが燃えるものです。「思いどおりになる相手」とは、「いうことを聞く相手」という意味のほか、「想像したとおりに行動する相手」の意味もあります。「想像したとおりに行動する相手」に尊敬の念はもてません

「嘘の自分」はいつも似た行動を取ります。

「本当の自分」は「自分100%」ですので、相手の想像したとおりの行動ばかりとは限らず、ひとりの人間を100%理解することは不可能ですから、「ずっと思いどおりにはならない相手」でいられることができ、意思確認を大切にしてくれ、愛情表現の大切さを忘れず、相手はずっとあなたを尊重してくれます

「すべてを理解してくれる」ことは愛ではなく、実は苦痛であると人はいずれ気づくものなのです。

「お互いに意思確認するべき部分がある」=「相手を尊重する」ということなのです。

「あいつはきっと断らないから」「あいつはどうせ俺のいうとおりにするから」という男に愛を感じますか?

あなたは「自分100%」でいてください。「彼に愛されるように演じる自分50%、本当の自分50%」といったような一部でも「嘘の自分」の生き方はただちにやめてください。

相手に対して「いうことを聞いてくれる人間になる50%」や「100%」も望んではなりません。たちまちあなたは相手への愛が冷めます。なぜなら「嘘の自分」が喜ぶ「ありえない幻」だからです。「嘘の自分」は正気ではありませんので、「本当の自分」が絶対に後悔することでも「満たされるかも知れない」と信じこんで「嘘の自分」は「ありえない幻」を求め続けます。

これが「すれちがい」の正体、からくりです。

実は「相手とすれちがっている」のではなく、あなた自身が「本当の自分」とすれちがっているのです。

「本当の自分」でなければ、相手はあなたの「嘘の自分」を愛していることになり、必ずいつか破綻します
「嘘の自分」は波があり、永続性がないからです。「本当の自分」ではないのだから当然です。

「本当の自分」なら変わりようがありません。

「本当の自分」で愛し合ったふたりは、不動の信頼関係を築き上げます

これが真実の愛の本当の姿です。

「「本当の自分」は「誰か次第の幸せ」を望んでいない」ことと、「「彼がどうなのか」で出発する考え方はすべて「嘘の自分」のほうの言い訳である」ことについて、あなたも考えてみませんか。

ご質問がある方はお気軽にメッセージやメール等で送ってください。

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