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 ワークショップ上級エンパワーメントコースを完成させるために、分析心理学だけではなく、ヨーガや密教にも踏みこまなければならず、紀元後2~8世紀の文献の専門用語の暗記に骨を折っています。

そもそも現代に伝えられるヨーガは、紀元後2~4世紀に完成されたもののようです。古代のヨーガは謎らしく、紀元前5~4世紀の釈迦が実践したヨーガの方法はなぜか言い伝えられませんでした。

紀元後2~4世紀のヨーガの完成時期に仏教でも研究が盛んになって、瑜伽行唯識学派が登場します。ヨーガはインド哲学ヨーガ学派と呼ばれ区別されます。ほぼ同時期であるところが気になりますね。

インドで仏教が衰退し始めた紀元後5世紀から、ライバルであるヒンドゥー教に対抗する形で、ヨーガとヒンドゥー教の呪術的なものを取り入れた密教が盛んになります。

この密教が中国に伝わり、スーパースター空海が学んで日本に伝えたということです。

ということは、ヒンドゥー教(バラモン教)と仏教をまたぐ思想的集団がヨーガを古代から継承し、釈迦はその方法で悟りを開いていながら仏教では継承せず、ヨーガの完成を受けて、仏教でも取り入れられたということになります。空海は、釈迦の直系の思想ではない新たな系統の中で、悟りを得たということになってしまいます。

これは何か変に感じませんか。

そして、ついに現代心理学も、このヨーガの思想に近づきました。心理学者自身が実践できているかどうかは別として、心理学を学ぶことで、偉人たちの到達した領域に踏みこめる可能性が出てきたのです。

これらは、ハワイの伝統とはかけ離れ、現代心理学の真髄を盛りこんだ「ホ・オポノポノ」や、ほぼ同じ理論でさらなる広がりを見せる「奇跡のコース」でも、ヨーガの思想の影響らしきものが見受けられ、純粋に現代心理学の発展型か、ヨーガの思想のアレンジかは抜きにしても、到達点が同じであることは驚異に値します。

そして、ここで注目すべきは、紀元後8~9世紀の空海がすでにその領域に到達していたことです。

私はこの新しいスピリチュアルである「ホ・オポノポノ」と「奇跡のコース」、ヨーガ学派のヨーガ・スートラ、密教の空海、さらに原始仏教の釈迦の共通点を探すことにしました。なぜなら、西洋人向けに作られた「ホ・オポノポノ」とキリスト教色の濃い「奇跡のコース」は、日本人にはわかりにくく、空海と釈迦の仏教思想によって解釈する方法を見出すことで、東洋でも受け入れられやすい新しいスピリチュアルが生まれるだろうと考えたからです。

仏教用語は覚えるだけでも骨が折れますが、現代風に言いかえる作業を試みることと、さきほど変に感じたと申し上げた疑問点を解明することの両方にチャレンジしないと、釈然とせず、深い理解に到達したとは言えませんので、ここは私の思想の真骨頂となることでしょう。

どうぞ楽しみにしていてください。

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