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知識は、理解ではありません。

ワークショップ(体験型セミナー)でも、非常にこの辺がご理解いただけず、丁寧なアフターが求められるところなのですが、とても多くの人が誤解されているので、ブログで取り上げることにしました。

ワークショップでは、固定観念の外し方や、前世の思い出し方などを繰り返しお話させていただきますが、その方法を学んで「そうすることが大切なんだな」と知ってくださるのはいいのですが、知るだけで理解したつもりになっている方がとても多いのです。

例えば、「低級霊は、些細なことを言い当てたり、目先の願いをかなえたりして、人の心をつかみ依存させるが、人の成長には貢献せず、人が同じ失敗を繰り返すので、何ら解決にならないばかりか、依存心を増大させるために、むしろ事態を悪化させる」ということをベーシックコースで細かくご説明させていただくのですが、「そういうものなのですね、理解しました」と納得してくださった受講者の方でも、そういう知識を覚えただけで、事の重大さをまったく理解していないのです。

どういうことかと申しますと、理解していない人は「人に言っていないことを言い当てられると感激し、言い当てた霊能力者を信じ切ってしまう」とか、「一時的な奇跡に感嘆し、その甘言に頼ってしまう」といったことが、いとも簡単に起きるからです。

何度「言い当てたり、目先の願いをかなえる霊能力は、低級霊の仕業」と言っても、言葉をそう覚えただけで、実際にそういう場面に直面すると「誰にも言っていないのに言い当てたから、本物だ!」とか「願いがかなったから、本物だ!」などと大騒ぎし、コロッとだまされるのです。

これを簡単な例で言いかえますと、私が今まで体験した中で思い出しますのは、「陣痛は、男は耐えられないというからね」という知識を雑学で学んだ男性が、女性の陣痛の苦しみを理解したつもりになっていることに似ています。それは知識であって、何も想像していないし、理解していないのです。なぜなら、理解しているなら女性に対し尊敬なり、気配りなりあるはずですが、知識で言う人ほど「女性はそういうものだから」と言って、尊敬も気配りもなかったりします。

つまり、その知識により、女性への尊敬なり、気配りなりの実際の行動があれば、陣痛を体験できない男性が到底、理解は不可能である陣痛について、「事の重大さを理解した」ということにはなると思うのです。

これに似たことが、霊能力への理解などでも起きるのです。

低級霊の仕業であることを何度申し上げても、言い当てられると驚いたり、目先の願いをかなえてもらうとついすがってしまったりする人は、低級霊の仕業であると教えられていることを何も理解していないことになります。

私のワークショップのテキストをどれだけ暗記しても、習ったことをどれだけ細かくノートにとっても、実際に行動に移さなければ、何も理解したことにはなりません

セラピーコースで学んだ方法を実践しなければ、前世を思い出すコツはマスターできません。

チャネリングコースで学んだ方法を実践しなければ、お告げをもらうコツはマスターできません。

パワーフード(セラピーフード)を細かく覚えても、食べなければ理解できないし、意味もありません。

これは、自動車運転免許証を取得するとき、教則本を丸暗記しても、運転は上達しないことと同じです。覚えてから、実際に運転しないと、絶対に上達しません。
スポーツでもいえますね。ルールを覚えても、テクニック本を暗記しても、絶対に上達しません。練習しないと上達しないからです。

ワークショップでは「依存は事態を悪化させる」と繰り返しお伝えしていますが、人は誰しもつい何かに依存してしまうものですので、気づくたびに「気をつけよう」と考え工夫することが大切なのです。

覚えただけで「前世が思い出せる」ということはありませんし、覚えただけで「お告げがもらえるようになる」ということもありません。

理解するために、私は同じ質問でも何度でもお答えいたします。

理解とは、覚えることではなく、実践できるようになることをいい、実践できるようになるまで、練習なり、慣れなりが必要であるということです。

練習や慣れるためのアドバイスをすることが、私の講師としての務めなのです。

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