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運命は大筋では決まっておりますが、事細かく決まっているものではありません。

結婚した場合の未来、結婚しなかった場合の未来、離婚した場合の未来、離婚しなかった場合の未来とそれぞれあり、そのそれぞれに自由度がある訳ではなく、再婚するならどういう相手かなどが決まっているということです。

しかし、未来の方向が変わるとき、精神的成長が必要である場合があります。それは、精神的成長をしたほうがいいという意味ではなく、新たな課題を与えられるので、器が足りなければ学びにならないからです。

宝くじが当たるかどうかでたとえますと、大金を手に入れて人生を狂わせる学びか、大金を手に入れても人生を狂わせない器でなければ、当たらないということです。その点を無視して、どんなに宝くじが当たるようにと拝んでも、予言が当たる霊能者に質問しても、必ず外れます。

人は、進路を決めるときや、社会的自立をするとき、転職するとき、結婚するとき、離婚するときなどで、未来の方向が変わりますので、その際に必要な精神的成長を急激にさせられることがよくあります。

今日は、お客様から掲載を許可してくださった、現在進行中の奇跡をご紹介させていただきます。

その方は40代の女性で、女手ひとつでひとり娘を育てながら、資格を生かした職業に就いて、まじめに働いておりました。

初めてご相談くださったときには、今までの自分の生き方は正しかったのか、これから幸せがあるのかという内容でした。

私は霊視のお告げで、その方に、娘さんへの教育は問題ないし、仕事への姿勢はまじめ過ぎて、ご自身にも厳しすぎるとお伝えいたしました。来年には出会いがあり、40代のうちに再婚ができるという内容でした。

自分はがんばりが足りないと思い込んでいたその方は、自分が十分にがんばっており、これから幸せが待っていると知って、目から鱗だったようです。

2回目のご相談では、取り乱したようすで、自分が原因で交通事故を起こしてしまい、人様にご迷惑をおかけしてしまったとのことでした。これは何の天罰で、自分はどう反省したらいいか、事故の意味を知りたいとのことでした。事故に関し、自分の不注意については反省されておりますので、人生の中での事故の意味を知りたいということですね。

するとまたしても、私がいただいた霊視のお告げでは、その方ががんばり過ぎるから、このようになるとのことでした。もっと心にゆとりをもち、人に迷惑をかけた自分を責めるのではなく、同じ失敗をしない工夫をしなさいということでした。同じ失敗をしない工夫というのは、がんばり過ぎず、心にゆとりをもつということでした。

私はその方に、「職場でがんばりが足りない人に腹が立ちませんか?」と聞きますと、やはり腹が立つとのこと。自分のことも一生懸命で、人のことまで気にかけるようでは、心にゆとりがあるはずはありませんね。

事故を起こすくらいなら、心にゆとりをもって、人を許すことをお勧めいたしました。そのための学びですと、ご説明差し上げました。学びのためですので、前回の霊視鑑定に、この交通事故はお告げでおりてこなかったということです。先に知って、気をつけられては、テストのカンニングと同じです。前回のお告げで、自分に厳しすぎるというヒントがあったので、今回の体験でご本人に決定的な気づきとなったようです。

3回目のご相談で、奇跡が起きました。初めてのご相談からほぼ1年が経っていました。2回目からは約半年です。

10年以上前に離婚し、思春期の娘さんをもつその方が、信じられないほど心が揺れ動く年下の男性と出会い、恋心をいだきました。しかし、相手は妻帯者でした。そのために、片思いのまま、どうしたらいいか混乱しているとのことです。

その方が仰るには、その男性は同じ職場の人で、特にタイプということではなく、初めは特に気にかけておりませんでした。

最近になって転勤するかも知れないという話になり、頭では本人のためにもよいことと本人に勧めるほど、特別な感情が何ひとつなかったのに、本当に転勤しそうだというところまできてからなぜか、自分でも理解できないほどの急激な悲しみが込み上げてきて、もう会えなくなるという感情に押し潰され、毎日ひとり号泣し、抑え切れなくなったそうです。

頭ではなぜこんなに悲しいのか、なぜ号泣までするのか、さっぱりわからないまま、転勤はないと明確になったとき、ピタリと号泣が止まったそうです。

職場では親しい関係で、優しくて男らしい素敵な男性であったので、今では恋愛対象として見られるのですが、相手が妻帯者であるために、本気で好きになってしまうのが怖いとのこと。

それよりも何よりも、なぜあれほどの号泣をし、自分の感情を抑え切れなかったのかが、自分でまったく理解できず、そのことだけを私に相談したいと思ったそうです。

私は約1年前に、「来年、運命の人と出会う」とお伝えしておりましたが、果たしてこの方がその運命の方かは、テストのカンニングになる部分なので、ご本人が何か行動するまでは、お告げでおりてこないのですが、名前と年齢だけを聞いて霊視してみると、特別な魂のご縁であることがヒシヒシと感じられました。私としては、お告げをもらうのがワクワクしました。

実際に精神集中してお告げをもらってみたところ、この男性と相談者は生まれ変わりの中で何度も愛し合っており、向上心がある彼が本当に遠くへ行ってしまう悲しい体験を繰り返す中で、自分も彼のように強くならないと、彼と釣り合いが取れない、愛し合えないと思い込み、それが原因で相談者は自分に厳しく、まじめ過ぎるほどまじめになったとのことでした。

あるときは自分が幼い娘で、父親であった彼が自分を置いて遠くへ行ったまま帰ってこなかったり、古い時代の戦争で、夫婦で戦禍を逃れて生きるために手を取り合って知らない土地を旅をしたり、世界大戦中には見送る女性となって、命をかけて戦場に行く彼を尊敬し、一生会えないかもしれない悲しみをグッとこらえたこともありました。そして、もう会うことはできませんでした。

相談者は過去生で、彼に見捨てられないようになるためには、自分が強くならないといけないと自分に言い聞かし、自分に厳しく、人に厳しい人生を選んだのでした。

さらにお告げではこう続きます。

彼が目指した理想は誤りで、自分が強くなって、国のために戦争で命をかけたり、家庭のために自分が犠牲になっても、本当の幸せは得られないと、本人が気づき始めているとのことです。

それとは反対に、相談者は苦しい人生を振り返り、私の霊視によるお告げを聞いて、自分に厳しく、人に厳しい強い人になることで、幸せになれるものではないと気づき、交通事故を通じて、心のゆとりがあってこそであり、自分を追い込んでは幸せになれるはずがないと身をもって気づき、彼より先に自分を犠牲にしても幸せになれないと気づいたのです。

だから、最愛の魂である彼と出会えたのです!

私は霊感的にこのふたりの感情を感じるので、実は相談者に気づかれないように、電話口で感動してちょっと涙ぐんでいたのですが、我慢してお告げの後の私なりの補足説明を始めました。

あなたは愛する彼と再会し、愛し合えるようになるためにがんばってきたのですが、その彼は前世のあなたが見た彼であって美化されているので、あなたはその美化され、理想化された彼を追いかけ、過剰に無理をしてしまったために、苦しい人生を生まれ変わってきました。

今回、がんばり過ぎなくてもよいと気づくことで、まだがんばっている彼と再会し、彼にがんばらなくてもよいと教えることができるようになったので、再会できたのです。

だから、あなたは彼のことを尊敬しているでしょうが、今の彼を理解することで、彼の迷いや苦労を知り、人間的な彼を知ることで安堵し、あなたもがんばらなくてもよいと一層受け入れられるようになります。

あなたは子育てや離婚、交通事故などの人生の苦労を乗り越え、自分に無理をさせることは度が過ぎれば不幸の原因になると気づくことで、心の広い、器の大きい人間になることができ、美化された彼ではなく、現実の彼と再会し、彼を救える側になったのです。

すると相談者は言いました。「彼は尊敬できる人なのに、彼は私を尊敬する人だと言うんです」と。

このふたりは分かり合っているんです。本当は分かり合っている。数百年越しの魂の絆に気づき、同じものを目指し、同じ過ちに気づき、ともに分かち合うときを迎えようとしているのです。

この関係で愛する人が妻帯者であることはつらい現実です。

しかし、これほどの太い絆であれば、実は肉体関係は関係がないほどのものなので、まずは彼と本音で語り合うことを勧めました。不倫前提ではなく、魂で語り合い、何かを心で感じ合い、ふたりの愛情が揺るぎないものになって、彼が彼の意思で離婚を決断したなら、あなたと再婚もありうるでしょうとご説明差し上げました。

彼に離婚を迫ってはいけないし、不倫を目的にしてはいけません。彼が彼の意思で決断したなら、ふたりの将来は明るいものになるでしょうが、仮に彼が離婚しなくとも、ふたりは異性である枠を超えて、魂の親友となることでしょう。どうなるかは結果の問題であって、まずふたりが真剣に向き合わなければ何も始まりません。

そして、お告げでは次のようにもありました。「あなたが望んだ再会である」「なかなかないチャンスである」と。

最後に、私は相談者に忠告しました。こういったソウルメイトとか、ツインソウル、同類魂(アフィニティー)と呼ばれる関係では、キレてしまうという大喧嘩をしてしまうものなので、ご注意くださいと。

案の定、相談者は相手に対し、一度やってしまったそうです。今まで生きてきて一度もないほどのキレ方を相手に対してしてしまい、自分でも驚いたと。

みなさん、同じなのですね。これは宇宙のロマンというか、神秘だと思います。

このように、運命が変わるということは、たとえよい方向へ変わるにしても、精神的成長を必要とする場合、自分がいだいている固定観念を手放さなければならず、頑固な方ほど精神的苦痛を伴います。

まして、この相談者のように、最愛の人と再会する重大なテーマまで辿り着くことは、その障害となる固定観念をたくさん手放さなければならず、本当の愛とは何か、本当の幸せとは何かを考えさせられる体験をします。

それはとても幸福なことなのですが、生半可なものではなく、堪えられるところまで成長した証でもあります。

「人には乗り越えられない試練を与えない」と聞きます。

前回も申し上げたとおり、成功するか、失敗するかは、本当にどうでもいいことなのです。

いい方法にこだわることも、本人が何かを感じ取れなければ、意味のないことです。

この相談者の交通事故は、ひとつの運命であり、私が私の一存で勝手に予言して、交通事故により学ぶ体験を台なしにしてはいけないものであり、私が予言しないことで交通事故が万が一、大事に至るということもないのです。相談者が交通事故で受けたショックや、私から伝えられたその意味は、やがて最愛の人との再会を実現させました。それはひとえに相談者が悩み抜き、受け入れ、自分の力でその器に到達したからです。初めて霊視相談を受けたときに、私から言葉で交通事故のことや、最愛の人と再会することなどのすべてを伝えられても、相談者は体験しなければ受け入れられなかったことでしょう。体験しなければ、にわかに理解しがたいことであり、そんなこともあるのかなと思う程度だったことでしょう。

これは私が私の一存で、人の人生を変えてはならないということを意味しています。

私はただ感じるままに、お告げをそのまま伝えることだけに注力しなければならないのです。

私の個人的考えが入り、お告げが部分的に改変されてしまっては、それこそ取り返しのつかないことが起きるかも知れません。

私の仕事は、皆様の試練のお手伝いであることをご理解ください。

試練のキャンセルができるよう、飛び級をアドバイスすることがありますが、楽をするために試練を台なしにしたり、目先の利益のために試練を後回しにさせ遠回りさせることは、私はしてはならないのです。

私は神ではありません。

試練を乗り越えるため、運命を変えるため、精神的成長をとげるために、苦労が増えても、私の霊視が失敗したからだと、クレームをつけないでください。私の言うとおりにしたのに、余計たいへんになったと、私のせいにしないでください。

あなたの運命は、宇宙の法則に則っており、言葉で表せるほど簡単ではなく、あなたが望んだとおりになればOKだと自分で決められるものではないのです。まず、自分自身を理解しなければ、何も始まらないのです。

今回ご紹介した相談者の例は、珍しいことではなく、特別なものでもありません。

ぜひご参考になさって、あなたの本当の幸せは何なのか、自分の試練は何なのかを考えるために、私のお告げをご活用ください。

あなたの欲望をかなえるためのものではなく、将来の苦労を避けて近道するためでもなく、迷いをなくし人に決めてもらうためのものではないのです。

あなたの決断を裏付けたり、背中を押すためのものです。

あなたがあなたらしく生きるために、自分で自分をがんじがらめにしている固定観念を脱ぎ捨てるための、ヒントなのです。

「考え方を変えるだけで、自分が生きてきた苦しみが今後すべてなくなるなんて、私の今までの苦労がどれほどのものかわからないから、そんないい加減なことを言えるのだ!」などと言う方がいらっしゃいましたが、あなたが変わらなければ、あなたの人生は絶対に変わりません。

今回ご紹介した相談者の例は、人を恨まなかったから、自分ばかり犠牲にしていたから、素直だったから、気づきを与えられ、次のステップに上がりました。同じ苦しみはもうないのです。

人のせいにしたり、人を恨んでいるようでは、どんなにきれいごとを口では言っていても、どんなに人に一切迷惑をかけていなくても、気づくまで、心が変わるまで、不幸は続くのです。それを納得できないと私に向かって怒りを露わにしたところで、何も変わらないのです。

運命……。

つくづく、考え方を変えられない方ほど、運命は変えられないと思えてなりません。

なぜ、人は考え方を変えるとき、あんなに抵抗し、苦しむのでしょう。

本当に不思議ですね。

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