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2012年1月25日付けの記事「自殺を考えている人は待ってください。世の中のみなさん、知ってください。」への公式な続編の前に、慎重に進めるため、頭の中を整理することを兼ねて、2012年5月4日付けの記事「2種類のコミュニケーション方法に関するメモ(KYについて)」を書きましたが、反響は少ないものでした。

もう少し具体的な事例を挙げてみようと考えました。

私のお客様には女性が多いので、あからさまに悪い男の例えではなく、女性バージョンでAタイプ・Dタイプ間に起きるトラブルをご紹介したいと思います。

前回の「H君の多くの女性から好印象をもたれようとする態度」は、H君がDタイプの場合には悪意がないとお話させていただきましたが、実はこれをそのまま女性の場合に置き換えて、「Bさんの多くの男性から好印象をもたれようとする態度」としても、BさんがDタイプの場合には悪意がないと言える訳ですが、異性問題とはちがうパターンで今回はお話させていただきますね。

ちなみにイニシャルには深い意味はありません。H君は下心がないと言いながら、美味しい場面があったら悪気がなく浮気しちゃうHな男という意味、Bさんは無意識でブリッ子に見られながらしっかり得をしている女という意味、そして次にお話しするYさんは周囲から言われたとおりにすることが正しいことと思い込んで、つい良い子・良い彼女・良い妻・良い母を演じてしまい、心外にも気に入られたいという下心があると思われて嫌われている女という意味で、意外に多いこのケースをご紹介させていただきます。

Yさんは何でも真に受ける子供でした。親に「ああしなさい」「こうしなさい」と物心つく前から言われていたので、従うものだと思い込んでいたし、従わないといけない、従わないと後悔する、従わずに自分の意思で行動するのは正しいとは限らないとまで思い込んで、そのとおりにできるようにずっと努力してきました。ロボットのような感情がない状態ではないので、遊びたいときは遊びたいし、約束が守れないときは守れないので、宿題や家事ができなかったりします。それで親に叱られるたびに、自分はダメな子だ、ダメな娘だ、できるようにならなきゃ、いい大人になれないと思い込んで育ちます。
とはいえ、さすがに完璧な人間、完璧な子供はおりませんので、親から10言われて実際にできるのは3か4くらいで、自信がもてる状態には程遠く、どうして自分はこんなこともできないんだろうと、自分を責める癖がつき、常に自信がない状態になります。すると親は不安がり、益々「ああしなさい」「こうしなさい」と言うようになります。悪循環です。

Yさんは自信をつけるために、親の指示のほか、教師、自信があるように見え尊敬する友人のアドバイスや意見を疑いなく信じ、取り入れていきます。社会人になっても、先輩、上司に奴隷のように服従し、わがままひとつ言わず、真面目に働きます。

Yさんは自分の判断や価値観に自信がないので、周囲の意見や価値観のほうが正しいと思い込んでおり、真に受けて、できるだけ周囲の言うとおりに従おうとし、そうできる人間になれることを理想と思い込んで邁進します。

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