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9月28日に東京で急遽、ハンガリー人を対面で霊視鑑定いたしました。

私は今までに、外国人はひとりしか見たことがなく、そのひとりもネイティブ・ハワイアンで、日本に住んで日本語が話せる人でしたので、文化こそはちがいましたが、黄色人種の顔立ちということもあって、あまり違和感なく霊視ができたものでした。

しかし、今回はヴァイオリニストの方が通訳となり、来日しているチェロの演奏家を霊視しましたので、言葉が通じないばかりか、相手は私がどういった立ち位置の者かよくわかっていないごようすで、しかも時間がほとんどないとのことで、ちょっと焦りながらのあわただしいものでした。見た目は背が高く、ガッチリした体で、白人らしい顔立ちと、碧眼でしたが緑がかっているように見えました。

ドキドキしながら、相談者の宗教を確認してから、いつもどおり始めてみると、細かいところで勝手がちがうことに気づきました。

「守護霊」はキリスト教徒には理解できないでしょうし、ありがたみも感じられないでしょうから、どうしようかとインスピレーション(チャネリング)で確認してみると、このハンガリー人である彼のご先祖が来ていることが感じられました。「キリスト教徒には先祖崇拝はないのではないか」と疑問に思いながら、仕方なく鑑定書に「先祖の誰か」と記入して、そのご先祖様からメッセージをいただき書き留めました。時間にゆとりがあれば、彼との続柄がわかったかもしれませんが、短い時間で長いメッセージをいただくために、メッセージに集中することを優先いたしました。メッセージの内容から簡単に推測できるかもしれないと思えたのも理由のひとつです。

すると「人にお世話になるありがたさ」や「感謝する心」が語られていて、彼に聞いてみると「お爺さんだ」と言います。

次に、いつもでしたら「神仏」からお告げをもらうのですが、キリスト教徒にはそうはいきませんし、キリスト教の神から直接お告げをもらうのは、キリスト教の常識として違和感があるように思われ、好きな天使がいるか聞いてみました。彼は「誰でもいい」といいます。私はとっさのインスピレーション(チャネリング)でガブリエルを選びました。

そこで語られる内容は、今まで日本人の方から相談を受けたときの天使の語り方とまったくちがい、私にとってとても新鮮でした。いわゆる本物の天使を初めて感じたかのようです。その語り口は、あの世の神の使いでありながら、聖職者のようなものでした。その驚きの雰囲気とは「神の恩寵を得るには……」とか「あなた自身も神の寵愛をいただくのです」とか「神は常に見ています」「神は○○することも望まれています」など、私が普段使ったことがない言い回しばかりです。これがキリスト教圏における天使像なんだなと理解しました。

語られた内容は衝撃的であったらしく、見る見る白い頬が赤らみ始め、目が赤くなっていました。涙ぐんでいるようです。私はとっさに「白人は目から涙が出ず、鼻から出るはず」という雑学を思い出し観察しましたが、涙を拭くほどは出なかったようです。見つめていたから我慢しちゃったのかな。

ご祖父からのメッセージと、ガブリエルのお告げから、彼は多くのことに気づき、何かを感じ取ってくれたようです。先ほどまで「この人に何がわかるのだろう」的な表情であった彼が、子供のころの悲しい打ち明け話を始めました。私はまじめな顔でうなずきながら聞きました。私も少し涙ぐんでしまいました。彼に同情したのではなく、全身が鳥肌立ち、ご祖父の念の強さに感動したのです。

最後にハンガリー人の彼は「アリガトウゴザイマシタ」と日本語でお礼を言ってくれました。

霊能力は世界共通であろうとは思っていましたが、宗教のちがいはあなどれないことと、感じるままにお告げを伝えれば、私は事情がわからなくても、相談者ご本人の心を打つものがあるのだと知ることができました。

外国の方の家族愛の強さに、感動させていただき、あの世の存在の変わらぬ愛を、改めて再確認させていただきました。

貴重な体験をありがとうございました。

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