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昨日の記事で、亡くなった人間が成仏していても、奇跡を起こすことはできないと書きましたとおり、実は成仏していない場合でも特別な力を発揮することはできません。

生きている人間側で、人に流されやすい人は、霊に惑わされてつい変な行動をとってしまうことはありうるでしょうが、それでもつられて行動してしまう程度のものであり、気を確かにしていれば悪影響を受けない程度のものです。幻覚を白昼夢のように見るようなことはあっても、乗っ取られてひどい目に遭うようなことはありえません。

このことで確実にいえることは、いわゆるホラー映画にあるような、物が飛んだり、ドアが開かなかったり、凍るとか、宙に浮くとか、そういったことはまずないことです。

幻覚を見せられてしまった場合は、そのように見えることはあるでしょう。

しかし、余程の物理現象は、神仏の力か、不特定多数の人々の念が作用したとき以外は、絶対に起こりえません。

このことは、プロの霊能力者でも不安に思っていることが多く、「自分に来た相談者が、とんでもない悪霊に取り憑かれていたらどうしよう……、相談されて解決できなかったらどうしよう……、自分も取り憑かれてひどい目に遭ったらどうしよう……」などと真剣に怖がっていたりします。

そんな状態ですから、霊感占い師や祈祷師の業界でも、「祟りは怖いもの」と相談者に説明し、ますます人々を怖がらせることになり、怖いものを解決しようと試みるのですから、供養料やお払い料も高額になってしまったりします。

ここではっきりと申し上げますが、どのような悪霊が現れようと、よい神社へ行って「払い給え、清め給え」と念じれば、必ずといっていいほどの高確率で解決します。その際に、お賽銭箱に5円か10円投じれば、それで十分の効果があります。無事に解決したからといって、千円とか1万円とかお札で投じようと思う必要はござません。神様はお金で扱いが変わることはございません。

霊感占い師や祈祷師にもあまり知られていない霊現象をここでご紹介したいと思います。

人類は、科学技術の発達によって、迷信の信憑性の検証のほか、伝染病や奇病の原因解明などで、人知を超えたものへの恐怖心がひとつひとつ消えていきました。たかだか100年前には日が暮れると外は真っ暗で、魑魅魍魎や魔女がいるということは、誰も疑いのないものだったのです。病気のほとんどは治せず、少しでも不思議な症状はすべて祟りのせいだと信じて疑いませんでした。

有史以前から数千年間にわたって、人類は迷信を信じることでしか、病気の予防や快復には臨めませんでした。

したがって、医者があまり頼りにならなかったこの長い時代は、祈祷師や宗教家だけが唯一頼りになるものと考えられていました。それが原因で引き起こされた悲劇として、ヨーロッパの魔女裁判は有名ですね。人を救うべき宗教家でさえも、病気には太刀打ちできず、無実の罪の人々を誤って殺し続けました。多くの学者の研究で、中世ヨーロッパは伝染病ペストと魔女裁判によって、全人口の3分の2が失われたとみています。

このことを踏まえて、自覚がないとはいえ、ほとんどの人が前世の記憶をもち、物心つく前から食べ物の好みがあったり、原因がわからない恐怖症や、なぜか家族で仲が悪い原因などはすべて、前世に根拠があると考えられます。

自覚がない、そして、記憶がないからこそ、実は私たち人間は、前世で怯えていた魑魅魍魎や悪魔を生まれ変わっても恐れ、幻覚の原因としていることが多いということと、さらに、もうひとつ大きなポイントがあります。

科学が発達する前、人類は数千年にわたって、犯罪についても暴く方法をもちませんでした。
現代のような優秀な警察がないのはもちろんのこと、ひとたび犯罪者とされてしまった人間は、正当に扱われることはなく、証拠がないまま有罪とされることがほとんどでした。人はなぜか、目の前の容疑者が真犯人と思いたい衝動を常にもつことと、集団心理は暴走すると止められないことが多いことから、真犯人が別にいるという事実を否定し、隠蔽し、目の前の無実の容疑者を犯人に仕立て上げて処刑しようとします。そのために、拷問によって嘘でもいいから自白をさせ、証拠がなくても犯人と確定させるほどです。

このように、人類は数千年にわたって、完全犯罪が簡単な時代を生きてきました。人が人を殺すことは、隠し通せればやってもいいと思っている悪人が社会の中で跋扈していたのです。
前世療法をしていると、非常に多くの犯罪被害者の事例に遭遇します。強盗殺人のほか、権力争いや恋のもつれなどでも人は殺され、生まれ変わっておりますので、転生は何十、何百とありますから、ひとりの人間がさまざな殺され方を体験していたりします。

すると、前世で殺されたときの恐怖が、自覚のない前世の記憶となっており、フラッシュバックの形で突然思い出され、理解できない本人は幻覚のような体験をし、これを霊現象と誤解するようです。

ここでアメージュが発見したさらなる事例を述べるなら、前世で恨んでいる人間が、生まれ変わっている相手に、前世の姿で現れて苦しめるというものがあります。前世で恨んでいる人間も生まれ変わっているなら、生き霊として相手に飛ぶことになりますが、前世の念ですので、飛ばしている本人には自覚がありません。

つまり、前世の因縁で、霊現象のような幻覚を見るか、前世の姿で生き霊が飛ぶ霊現象が起きるかのどちらかであるということです。

これらのことは、霊感占い師も祈祷師も気づいておらず、先祖の祟りだとか、自縛霊、浮遊霊の仕業だとか、動物霊のキツネやヘビなどの祟りだとして、供養やお払いを勧めます。前世の因縁の場合、お払いで一時的に払うことができても、前世を思い出さない限り、絶対に解決することはありません。すると、「これはとんでもない悪霊が憑いている。供養を続けないと解決しない」という説明となって、お金がかかり悩んでいる方がいます。

私のところへ相談に来た方には、こういったことで悩んでいても、悪霊のせいとはせず、前世を思い出すヒントを伝えて、この霊現象を簡単に止めてしまいます。

私が「怒りを手放すことが大事」だと常々お伝えしている根拠はここにあるのです。悪霊に怒りをもって強く対抗しても、解決しないのはこのためなのです。なぜなら、人間関係のもつれか、記憶のフラッシュバックでしかないからです。

プロの霊感占い師や祈祷師の方も、ご納得いただけましたでしょうか。

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